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印刷業界の今後を知るために

昨日電話帳という紙媒体は不要という話を聞きました。また新聞は電子書籍で十分とも…。確かに引越しをしても電話帳に反映されるのは次の印刷に更新される一年後、また新聞も電子配信ならどこにいても日本全国の地域版を見る事だって可能です。

今朝の日経に大日本印刷が電子チラシから商品の購入ができるサービスを開始という記事を目にしました。既に印刷以外の仕事が多い大日本印刷ですが、それでも日本の印刷業界を代表する会社。チラシといった印刷業にとってはドル箱である商品さえ舵を取り始めました。

アップルのiPadが出現し電子書籍という言葉が認知され、紙への印刷が無くなる・・・なんて話まで出ました。印刷に従事しない利用者側にとってはやはり紙媒体不要論が出てくるのは時代の流れ、至極当然なんだとあらためて感じます。

いくら紙への印刷はなくならないと豪語しても、物量が減るのは事実。印刷業界の発展にはいつも紙の消費というのが必ず付いてきただけに、今後我々は未知との遭遇をする事となります。

今日から四年に一度の国際総合印刷機材展「IGAS2011」が東京ビッグサイトで行われます。最盛期はビッグサイト全館での開催でしたが。今年は東館のみ。重厚長大な機材を多く並べるかつての機材展とは一味違う開催です。

我々は印刷機が欲しいのでなく、その機械をソフトをサービスを導入することで「如何にお客様の為になるか」それが知りたいのです。普段営業という立場でお客様と対峙していますが、今回は逆の立場。多くのメーカーの話を聞きながら、本当に我々ユーザー側の立場に立っているか…そんな見極めをしたいと思っています。

今後の業界を占う展示会ですが、どういったプレゼンになるでしょうか。紙は無くならない・・・メーカーがどんなメッセージを出すか、興味深々です。そして私はお客様に喜んでもらえるヒントを「発掘」してきます。


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