観光業界は日本の産業分類では5番目の出荷高だそうです。
自動車産業と並ぶ日本を支える産業と聞くと
先のGOTOトラベルの推進は頷けます。
このところコロナ禍の観光需要について
星野リゾート代表の星野佳路社長が多くのメディアに登場しています。
先日も語っていた言葉が印象的でした。
こうした非常事態でスタッフと議論をすると
とかく問題解決での議論になり「どうしように」なってしまう
スタッフはいろんな立場でいろんな見方をしている
それであればみんなにとって「どんな未来だと楽しいか」
というポジティブなアイデアを出すことを楽しんだ方が面白い
事実、地元食材を生かしたビュッフェが好評なホテルでは
休止していたビュッフェを再開し、お客様の高評価につながったようです。
➡ テーブルや椅子を抗ウイルス効果のあるコーティングを塗布
😐 すべての料理を飛沫防止のアクリルカバーで覆う
これはどこでもあり目新しいとは思いません。
しかし
➡ 小さな子供には子供たちが喜ぶメニューを着席と同時に用意
😉 これによって子供は食事ができ、その間に大人はゆっくりとビュッフェを楽しむ
この改善は現場をしているからこそのアイデアです。
実はこうした思考を後押ししたのは情報公開です。
倒産確率という指標を使い、社員に見える化をしているのが好評で
やる気の源泉になっているそうです。
🙂 倒産を避ける具体的アイデアはこうした数字を認識して生まれるはず
🙂 そしてその試算を社員は面白がってくれるはず
と星野社長。
弊社も数字はオープンにしていますが、この倒産確率は初めて知りました。
何やらブラックな印象ですが、
だからこそ、このブラックが思考を後押しする原動力になっているだと思います。
SDGsを関わる時についつい大上段に構えてしまします。
😥 なぜやらなくてはいけないのか…
という「やる」が前提になりがちで、
かえって難しくしている気がします。
倒産確率ではないですが、
😀 2030年を意識しなかったらどうなるか…
と考えたら、やはり何か準備をしなくてはと思うはず。
その準備に17のアイコンを当てはめれば
先のポジティブなアイデアを出すことを楽しめるのではと感じています。
さて、先の倒産確率、星野さんは簡単な数理モデルだそうですが
ネットを調べると何やら複雑。でも気になります。
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