写真は先週行われた私の友人であるヤマシナ商事さんの委員会発表表彰式風景です。この発表を拝見し当社の委員会がスタートしました。毎回発表内容に驚かされる発表会。今回もやはり素晴らしいの一言です。
ところで当社同様社員は最初やらされ感があったといいます。そして今回中止をしようと山品社長は考えたそうです。厳しい経済状況の中、社員にさらなる負担をかける事はどうかと…。そして実際に社員からもそんな進言があったといいます。特にヤマシナ商事は「ヤマシナ祭り」という一大イベントを抱えていますから。
しかしあらためてやると決めた社長…そこにはせっかく続けてきたという思いと、確実に社員が成長しているという手ごたえを感じたからだといいます。
部外者からみたら誰もが評価する取り組み。しかしその裏には社員の涙ぐましい苦労があり、一方で成功という評価をいただくほど、社長もプレッシャーを感じていると思います。
評価されるという事は、それだけ動いているからではないでしょうか。そして動くという事は、実は面倒くさい事なのです。だからなかなか真似ができない。ゆえに外部からの評価が高いのだと感じます。
審査員として同席していた大手商社の役員の方と後で会食した時の言葉が印象的でした。部下の昇進面接で「今までで一番充実していた時は」…「大変なプロジェクトを任されたとき」。「今までで最も落ち込んだ時は」…「大変なプロジェクトで困難にあたり心が折れそうになったとき」…つまり振り返った時に最も印象に残っているのはこうした「大変な時」という時間を過ごしていた時だというのです。
苦労というのは人の成長を確実に促します。しかし苦労というのは自ら経験したくないもの。部外者がみて感心するのは実は「なかなかできない」取り組みと予想される苦労を社員が実践しているからだと感じます。
当社もこうして委員会活動を続けているのは師匠であるヤマシナ商事さんが続けているから。そして山品社長同様、苦労の積み重ねが確実に社員をそして会社を強くしているという手ごたえがあるからです。
「あそこからそしてあの人から買いたい、サービスを受けただと私も信じています。
地道な活動だから、即効性はありません。成果はずっと後だからなかなか取り組まないこうした行動。だからこそ続けていきたい、こだわりたいと改めて感じた次第です。やはり継続は力なりですね…。
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