事業継続計画(BCP)は企業人ならよく耳にする言葉です。
実はまだ数年前までは地震を想定した計画が主でした。
このところその備えの対象が変わってきました。
それは例年発生する台風や豪雨などの自然災害です。
日本が熱帯化してかつて経験したことのない風水害が発生しています。
弊社も14年ほど前にBCPを策定し
20回以上の改訂を重ねています。
おかげさまで毎年「事例発表者」としての機会をいただいています。
その際、主催者側から求められるのは策定の必要性。
今さらですがなぜ必要か…
そして意外に簡単にスタートできることをお話します。
従って
➡ まずは何はともあれ計画をしてください。
➡ 計画をすることは棚卸しになります。
➡ 会社を俯瞰できます
そんな話をします。
ただ…もう一つ忘れてはならない大切なことがあります。
計画したことを実践することです。
動機付けの第一歩は計画ですが、
大切なのは実践することにあります。
ここでいう実践は計画に沿ってやることです。
これが意外にできません 😕
作成した時点で絵にかいた餅で満足してしまうことが往々にしてあるのです。
これは会社の他のルールでも同様の事が言えます。
お恥ずかしい話弊社もここが課題です。
弊社はISOをはじめとする多くの第三者認証を取得しています。
➡ 品質に関わるならISO9001
➡ 環境に関わるならISO14001
➡ 情報に関わるならISMS
そして中小企業としてはこの取得と運用は評価をいただいています。
しかし、そこには課題が…。自社の恥を書きますが
😥 それは決めたことをしっかりと守れないことです。
形を創っても魂が入らない・・・こういう言葉を耳にします。
残念ですがその部分が弊社にもあることは否定できません。
ついつい目先の面倒に横着になってしまうようです。
こういう仕組みは
➡ 組織が大きいほどしっかりと根付きます。
それだけ情に流されないからです。
会社として強くなるのは決めたことを運用していくこと
この一点がすべてです。
動機づけで一歩踏み出して・・・これがまず一歩。
一歩踏み出したらそこにコミット
会社の強さへの踏み出しはここにあると思います。
とかく楽な方に行きたいのが人の常
しかし正しいことをしっかりと根付かせるのが経営力です。
まだまだこの経営力が身近なことに反省の今日のブログです。
コメント