今年も例年通り鬱陶しい梅雨の到来となりました。
そして例年以上に気になるのは早く訪れる豪雨。
昨年10月に発生した台風19号では関東地方を中心に広範囲に被害を及ぼしました。
新幹線が水に浸かってしまった映像は記憶に新しいところです。
豪雨災害も熱帯並みとなり被害も尋常ではありません。
こうした場合に必要となる避難所。
懸念されるのは新型コロナウイルスによる三密の状態です。
密な状態が懸念されるだけに悪戯に避難所に逃げるというわけにもいかず
行政の舵取りだけではなく、
個人の意識も非日常モードでの頭の切り替えが必要です。
幸い僕は避難所の経験がありません。
しかし実際に経験した方の話を聞くと
映像からでは推し量れないことが多々あります。
例えば
➀避難所では壁側を確保
やはり背をもたれられるのは楽だそうです。
②入り口から遠い方がいい
これは入り口に近いと出入りの音がかなり気になるらしいのです。
③傘は自分の手に持って
あれだけの人が押し寄せると自身の傘が分からなくなります。
④マスクは必須
乾燥ではなく埃などで喉を痛めるそうです。
⑤携帯電話のバッテリー確保
避難所のコンセントには限りがあります。
などなど。
そしてもう一つ大事なのが会場内のサインや指示。
昨今は国籍も多様で高齢者をはじめとするお年寄りも多いと聞きます。
係の人にとっても案内が曖昧なことで
避難所が混乱することさえあります。
メディア・ユニバーサルデザイン協会では
避難所設営シールセットを扱っています。
このシールは色弱者や外国人をはじめ
多くの人にわかる工夫がされています。
このシールの問い合わせが多くなってきました。
少し前までは金額的な問題があり
なかなか利用いただけませんでしたが、
お陰様でこのところ問い合わせも増えてきました。
やはり先の豪雨災害が多いことに他なりません。
💡 備あれば憂いなし。
例年と違って三密問題で避難所の係りの方も大変な負担だと言います。
それだけにこうしたインフラ整備で少しでも注意を避けたいものです。
コメント
スフィア基準をご存知ですか?このようなガイドラインの存在を最近知りました。また、避難所ではレイプが多発するそうです。心身ともに疲れ切っているためか、老若男女が加害者で被害者となるそうです。災害大国日本では被災対策を総合的に考えるべきだと思っております。
名前は知りませんが、そういう被害が多発していることは知っています。表沙汰にはなりにくい案件だけに避難所対策はこれから最重要課題ですね。