お金儲けはそんなに悪いんですか 😡
この言葉に記憶がある方は多いと思います。
モノ言う株主として企業から恐れられ
インサイダー取引の容疑で逮捕された村上世彰さんです。
現在はNPOへの支援などの社会投資に力を入れながら
一方で子供たちへの金融教育もしているそうです。
たまたまこの様子をNHKのザ・ヒューマンでみました。
当時とは違い髪の毛は白く表情も穏やか。
尖った部分がなくなり丸くなった印象です。
それでも時折見せる眼光の鋭さは当時とは同じだなとも。
舞台は1万2000人が在籍する通信制高校のN高等学校。
実際に生徒が株式を売買し投資を学ぶ投資部の様子を放映していました。
村上さんにとってのトラウマはやはり当時話題になった言葉
😡 お金儲けがそんなに悪いのですか?
あの事件がきっかけに
➡ 投資自体が社会から否定されてはいけない
そこで何が出来るかを考えて始めたのが金融教育だそうです。
➡ 株の売買を高校生に教えるのが目的ではなく
➡ お金を回すことで経済を回し
➡ その循環が社会を活性化していくことを肌で感じて欲しいといいます。
社会貢献に使いたい 😀
という子供に率直に嬉しいと村上さん。
この学びを通して高校生たちが社会貢献に関心を持ち
そこに関心を持つ企業に投資する意見を高く評価していました。
今回の新型コロナウイルスは
ほぼすべての職種、すべての国に影響を及ぼしています。
感じるのはお金に対する価値観がきっと大きく変わる予感
➡ 利益を追求するだけでは立ちいかなくなり
➡ 自然と共存することが求められている気がします。
2030年のSDGs。
持続可能な開発目標が描く姿は
当たり前とされてきたビジネスモデルではなく、言葉だけで済まされてきた
社会から必要とされる会社
企業のそして社会の本物が試されるんだろうなと思います。
番組の最後に柔和な表情で生徒に
😀 お金が儲かったら貯めるのではなくお世話になった人たちにお返ししていくこと
そして
😉 次の世代の後押しをすることに使うこと
いろいろあった彼の言葉です。
さて高校生の彼らが2030年には第一線に活躍する社会人。
社会の、企業の、本物をどう描くか楽しみです。
そして我々も負けずにそこの向かって新しい絵を描く時ですね。
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