日立製作所と三菱重工業が統合…今朝の日経新聞の見出しを見てビックリした見出しです。また日立はTV事業からも撤退。一方で我々の業界に関係があるの日本製紙の１５%人員削減。一年前まで考えられなかった内容が、3.11で日本が大きく変わったように感じます。
印刷業界もこのところ不幸な結末を迎える業者が後を絶ちません。思っていた以上に淘汰が早まっているように感じます。日本での紙の市場が１０年後には半分…といっている製紙メーカーもありますから、印刷市場はますます縮小していくことを感じています。
そんな中でどういった経営のかじ取りをしていくか…ここが一つの正念場のような気がします。しかしこれは業界だけに限ったことではなく、日本経済全体に言えることだと思います。
当社は今月が決算、来月から新しい期に入ります。例年と少し違うのは当社の活動の大きな柱である委員会の構成メンバーが変わることです。三年間継続してきたそれぞれの委員会から別の委員会に変わるのが来期です。
社員にとっては自分がどういった委員会に配属されるか興味津々。どちらかというと不安な要素が大きいのではないでしょうか。しかしあえて自分の環境、業務を変えていくことは大切ですし、新たな空気が流れると思っています。
大企業は多くの部署があり、部署移動が頻繁に行われますが、中小企業の場合同じ部署に何年も勤めるということが珍しくありません。
人は変わることを嫌がります。しかしどんなに優秀でも、同じことを続けているとマンネリ化するといわれています。ここであえて業務を変えて波風を立てていくのも経営者である我々の職務だと思っています。
日本を代表する企業でさえ、大きく変わっていくのですから、当社のような会社はもっと変わっていかなくてはなりません。いや…大手から見れば変わった内には入らないのかも…。
日本が大きく変わるような気がします。そして我々を取り巻く環境も変わっていきます。その中で当社がどう変化していくか…正直なところ…楽しみです。妙に「ワクワク感」を感じています。
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