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松田直樹さん

元サッカー日本代表の松田直樹さんが死去しました。日韓ワールドカップでの彼の活躍はサッカー通でない私でもよく覚えています。昨年までマリノス一筋、大変ファンに愛された選手です。

一寸先は闇…と言います。今回の彼の状況はまさにこれ。スポーツ選手ですから普段からメディカルチェックも受けていたはず。まさか心筋梗塞とは夢にも思わなかったのではないでしょうか。
人の命だけは自分で決めれないことを感じます。私も50才を過ぎて時間がたちますが、同世代の友人やお世話になった先輩が病に倒れて命を落としたり、長く療養生活に入ることをよく耳にします。

確かに機械でも長く使っていれば「ガタ」がくるのですから致し方ないこと。機械であれば「オーバーホール」もできますが、生身の体はそんなわけにはいきません。

私も年に一度人間ドックをこのところ受けています。これは病気の早期発見というより、経営者としての使命で受信をしています。病気ですので、避けては通れないものの、せめて普段からそれなりのチェックだけはしなくてはと思っています。
若いころ…そんなことを考えたこともありませんでした。自分の体にガタがくるなんて…。細かい事を上げれば当時でも要検査の項目はあったものの、いたって元気だったと思います…そう…「思います」です。たまたまそういった変調が体に合っても若さと「運」でうまく通り抜けていたのかもしれない…今回の松田選手を見て実感します。

あえて大変不謹慎な表現をあえて許していただけるなら、志半ばでしょうが、彼はとても幸せな人生だったかもしれません。一方で自分の寿命を疎ましく思う高齢者、家族に迷惑をかけるぐらいならと思って闘病生活をしている…そんなマイナスの気持ちで生きている人がたくさんいるからです。

集中治療室で戦っていた彼はいったい何を思っていたのでしょうか。ひょっとしたら「悔いなし」と思っていたのか、「やり残したことがたくさんある…」と思っていたのか。どちらにせえ、「目一杯生きている、そしてその姿勢が伝わる」そんな生き方をした人が結局惜しまれていくのだと思います。

私も…もちろんそれを念頭に毎日を生きています。ただ…私の場合長生きしてしまいそうで…(苦笑)すぐにあっちこっち痛いという人ですから。こういう人はしぶといんですよ…複雑です…。それにしても、若いのに残念です。合掌。


コメント

  1. shogun ik より:

    私も同じ思いを抱きました。
    「松田選手は前を向いたまま倒れたんだな」
    志半ばかもしれませんが、目標に向かう姿勢のまま逝ったのだと思います。
    合掌

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