三月は卒業式シーズン。関係の子供達にとっては大切な春でした。
残念なことに今年は新型コロナウイルスの影響で卒業式も
大学は中止のところが多く
小中学校は在校生の不在や保護者の参加を見合わせるところも。
関係の子供達にとってはなんとも寂しい春となりました 😥
でも寂しい思いは子どもたちだけではありません。
実は今年をもって退職する先生方も同じ境遇となりました。
前職が教員ということもあり、学校関係の仕事にもご縁がありますので、
先週はお世話になった校長先生を訪ねました。
そして例年とは違うからこそ暖かな話を聞くことができました。
一人は職員の方が卒業式後の職員だけの茶話会でお話です。
退職される校長先生に対して職員の方が、
お礼の意味を込めてスライドを作られて披露してくれたそうです。
いつ作ったんだろうか?と大人気なく泣いてしまってね 😉
なんて嬉しそうに話されていました。
この校長先生、赴任早々の二学期の終業式後に
5年生の女の子を交通事故で亡くされました。
この悲惨さを何とか忘れないように…と
制作をお手伝いしたのが交通安全カレンダーで今でも僕も使っています。
もう一人の校長先生は卒業式の最後に児童から
私たち以外にもう一人卒業される人がいます 🙂
とサプライズの卒業証書を児童から授与されたそうです。
いつも体操服に着替えて運動場のペンキ塗りや遊具の補修をされていました。
その姿を見ていたんですね。
僕自身は担任として三度の卒業生と関わっています。
実は先生にとっても特別なのが卒業式なんです。
それだけに今年定年を迎える校長先生や担任を持たれた先生にとっては
なんとも寂しい思いをされただろうなと思います。
一緒に汗をかいた同僚がこうして職場を去るのは寂しいものです。
続けていれば自分もそうだったんだなぁ 😉
なんて思ったりして 🙁
昔話に花を咲かせながら、お疲れ様とお伝えしての挨拶回りでした。
SDGs4.質の高い教育をみんなに
その4.1は
2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、適切かつ有効な学習成果をもたらす、自由かつ公平で質の高い初等教育および中等教育を修了できるようにする。
現場の先生は公平で質の高い教育に邁進されていました。
思ったのはたったひとつ
😀 一生懸命に関わった人にはちゃんとご褒美があるんだな
ということ。これはどんな世界でも同じことです。
今日はこの地方の教員異動の新聞掲載日。
知っている名前が退職欄に載るのを少し寂しい思いで見ることにします。
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