欽ちゃんこと萩本欽一さんといえば日本を代表するエンターティナー。
その欽ちゃんをNHKのプロフェッショナルで特集していました。
コント55号で坂上二郎さんとの舞台を走り回る様は
小学生の自分にも鮮烈に覚えています。
テレビ画面のフレームに収まらないあのコント。
全力で演ずる様がお笑いの新しい分野を切り開いたと思います。
元々あがり症だったと言います 😯
それが酷くて首寸前だったとか。
初めてもらったCMの仕事も台詞通り言えずにオジャン。
自分に合っていたのはアドリブ。そのアドリブを受け止めてくれたのが坂上二郎さん。
二人のアドリブの世界観がコント55号だと言います。
78歳を迎えた欽ちゃんはあと2年と期限を決めて
お笑いの原点を模索中。
若手の育成に努めています。
そんな彼が番組最後にプロフェッショナルとは
という問いに対して答えたのは
面白くない仕事について面白い仕事にしてしまう人
深いなぁ 😐
極めた人だからこその深いメッセージです。
好きを仕事にする
と言います。
しかしこの好きというメッセージは
極めたからこそ発することができるのだと思うのです。
極めた人がよく口にするのは
試行錯誤の連続で途中で投げ出しそうだった
と言います。
それを繰り返していく間に、ふっと成果が出る時期があり
気がつけばその仕事が苦にならなかったと。
先の欽ちゃんが極めたのは全力だったということ。
全力に必死にやっている行動は間違いなく人に伝わります。
伝わったと実感した時に俄然やる気が出るんじゃないかなと。
最初から好きな仕事について極める人は稀。
むしろ先の欽ちゃんのような表現がしっくりくると思うのです。
僕自身も苦手な経営や印刷の仕事についてたくさん失敗をしました。
でもその時々が必死でした。
苦手でもなんとかこうして仕事をさせていただいています。
面白い仕事にしてしまう人なんておこがましいですが、
全力で汗をかくことでの成果は嘘つかないと思います。
新型コロナウイルスで先行きが怪しくなってきました。
不安や焦りが蔓延しがちなだけに、全力で動いてみませんか?
間違いなく別の世界が見えて来る筈ですから。
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