新型コロナウイルスの影響は計り知れない先の見えない状況を作っています。
ホントこの先どうなるんだろうって。
でも先が見えないけど、あの大きな未曾有の大震災に比べれば
まだまだ我々には希望があるそう思いませんか?
一先日の日曜日に一冊の本を読みました。
正確にいうと読みかけています。
門田隆将さんのノンフィクション小説
記者たちは海に向かった
です。
ちょうど先週の6日からフクシマ50が封切りされたばかり
本屋に寄ったところ映画の原作の小説の横に
並べられており映画とは違う切り口での小説をり読みたいと買いました。
福島民友新聞の震災当日からの各記者の実体験を描いた小説です。
帰らぬ人となった24歳の新聞記者を含めての時系列で…。
😥 津波を目の前にして人を助けられなかった記者の後悔
😥 津波の写真を撮ることに執念を燃やし休止に一生を得た記者
😥 大自然の猛威の中で何もできない人の力の無力さ
そして新聞社として
➡ 紙齢を欠く
そんなことにならないように奮闘する様
ちなみに紙齢とは
新聞が創刊してからの通信の発行部数を指す言葉
そうした事がリアルに書かれています。
明日は311東日本大震災から9年が経過します。
忘れもしないあの日の大きな揺れ。
遠く離れているこの名古屋からは
テレビの向こうに流れる映像を見ながら呆然としてみたあの日。
BCPという言葉をご存知でしょうか?
Business Continuity Planの略で「事業継続計画」と言います。
この3.11の発生後企業の社会的責任として
この策定が声高に叫ばれるようになりました。
弊社もこれを策定して13年目となります。
先週の土曜日の会議日に係から新たな改訂が示されたのです。
それが今回の新型コロナウイルス対策。
先の見えない不安への払拭は事前準備しかありません。
自然災害はいくら準備をしても
いざ発生してしまったら
完全に避けられるものではない事を
震災関連の報道番組や今回の小説を読んで実感しています。
でも今回のコロナウイルスは、終息という先が見えませんが
命云々ではなく、経済的な不安。
これは我々が新たなスタートを切るための大きな指針として
きっかけと考えたらと思うのです。
そのためにも企業人としてBCPの整備は必須だと。
SDGs9.産業と技術革新の基盤を作ろう
これは
➡ 技術支援、研究とイノベーション、情報通信技術へのアクセス拡大を通じて達成
が目的とされています。
テレワークや働き方など見直しをしていくきっかけとなる
そう捉えるいい機会かもしれません。
一寸先はわからない
だから今のままではない考えやインフラ整備は必須です。
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