「働き方改革」この言葉を耳にすると必ずでてくるイメージは時短。
オフィス街ではノー残業デーやプレミアムフライデー(最近耳しませんが)は
必ずオフィス近くの喫茶店がビジネスマンで満席になるそうです。
取引先のお客様は毎週水曜日は午後7時過ぎは
「ノー残業デー」と称して留守電になります。
でもメールを打つと返信があります 😐
時短と声高に叫んでもインプットされる仕事の物量には何ら変化がないので、
結局仕事が付け焼き刃になったり、
周りまで目が回らなくなり社内の風通しが悪くなるとも言われています。
「働き方改革」は個人間の能力がシビアに求められます。
時間内に効率よく成果を出す人が評価される
とも。
もちろんこれが全てNGとは言いません。
ただこれからの働き方改革の目指すステージは
➡ 仕組みではない本来の働きがい
を指すと言われています。
確かにこれは同感です。
本当の働き方改革は
💡 主体的に仕事に向かう姿勢の環境づくり
ではないかと思います。
カリフォルニア大学デービス校のエモンズ教授は、
幸福な人生には、4つの要素が必要だと言う。
➡ やりがいのある「仕事」
➡ 目先の利益を超えた「理想」
➡ そこに向かう「高い目的意識」
➡ 「社会とつながっている実感」
そして会社という場はこの4つ全てを提供できる存在であるべきと言っています。
確かに最初のやりがいが持てる事ができれば、
後の三つは自然についてくるはずですから。
マルワも以前とは変わったと思うことがあります。
休日とか土曜日とかの出勤要請です。
以前はやりたい人来てね… 😀
という安易な投げかけでOKでした。
いまはほんの少しの時間を割いても「代わりの日は…」と考えなくてはいけません。
楽しみたい、賛同できる
そういうものまで制限されるのはどうなんだろう??と思うことがあります。
好きな仕事、やりがいのある仕事なら
そんな事って考えないんじゃないか
と思うのは経営者側の勝手な理屈なんでしょうかねぇ…。
やりがいは自身の気持ち次第。
それだけに働き方改革という言葉遊ばかりが先行していく風潮に
経営を預かる者として危機感を感じています。
SDGs8「働きがいも経済成長も」
みんなが参加できる持続可能な経済成長を促進し、全ての人が職をもち、働きがいのある人間らしい仕事ができるようにする
国連広報センターより
解釈は人それぞれであり、立場上突っ込んだ論調は避けますが
画一的な働き方改革ではこれは実現しないだろうなと。
先日も名古屋市ワークライフバランス認証企業に選ばれました。
認証されるために社内に整備を確認してみました。
再整備をして感じるのは、ワークライフバランスは奥が深い取り組みだなと思うこと。
不安な時代だから、先のカリフォルニア大学デービス校のエモンズ教授の、
幸福な人生の4つの要素
にこだわってみたいなと思います。
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