先日同業他社の社長と話をしながら
昨今の業界の営業活動について話が及びました。
SNSで気軽に情報発信ができ、
メールでレスポンスの高い対応が可能になりました。
一見、仕事のチャンスも増えたようにも思います。
たしかに足で稼ぐよりも確実性が高いかもしれません。
しかし我々が提供する印刷の価値というのは
結局フェイストゥーフェイスでしか実現できない
という話に及びました。
印刷業界は十数年前から業態変革という名で新たな業態を考えてきました。
僕のブログでよく書くみらい創造を考えてきた業界です。
業界のみらいを如何に作っていくかを真剣に考えてきました。
なにせ経産省が感心するほど熱心に毎年議論を重ねている業界です。
しかし、その社長は
これからは原点に戻ってお客様に
もっと自分たちの担える役割を伝えるべきだというのです。
内向きの議論ばかりではなく
➡ 印刷業界がこれだけ様変わりをして、
➡ 以前広告代理店しかできなかった知恵や発信を
今は普通にやっている事をもっと発信できるはずだと。
そのために出来るだけお客さんと会話をし、
➡ お客様の気がつかない業界の可能性をもっと発信して
知っていただくべきではないかと。
そんな話題になりました。
極端に言えば
お客様に提示する金額を
少しでも高く提示できる営業努力をすべきではないでしょうか。
その努力とはお客様の事を如何に考えているかに尽きるのではないかと。
実は印刷会社に限らず、どんな業界もこれから求められるのは
あなただけという特別感。
自身で気がつかない部分をお客様に代わって
➡ 気づいてもらう
そういう営業がこれからの営業の会社の姿勢です。
お客様のご要望に沿ってつくるからには
😀 作って良かったと思うものを
また、お客様である発注側は
🙂 お願いして良かった
😉 これならお客様や喜んでもらえる
という、つかう責任を具現化できるものだと感じています。
気軽に関係性が築けても長く関係性を続けていくのは
➡ 以前よりもハードルの高いお客様対応力
が求められるのではないか
と思っています。
ただ単に顔出しの御用聞きではなく、
➡ 何か一つヒントや情報をお知らせする
➡ ギプアンドギブに他ならないなと思います。
印刷に限らず、言われた事をただ作っている時代は終わりました。
手間をかけずに勝負する価格の差別化では先がありません。
我々の強みをお客様に伝える努力
これだけは一手間、いや二手間以上かけないと実現しないと思った次第です。
➡ ニュースペーパー
➡ 情報セキュリティ通信
➡ そして社員と共に書き続けるブログ
こうした発信をしていく努力を怠らない
これからの大切なキーワードです。
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