八月ももうすぐ終わりだというのに ほんと暑い日が続きます。
みなさん、夏バテしてませんか。
まだまだ残暑が続きそうな気配… 早く過ごしやすい季節になってほしいものです。
さて、オリンピックも終わり、夏の甲子園高校野球も終わり、
我々に感動をあたえてくれた夏のイベントが幕を閉じていきます。
これらスポーツ競技は、勝者と敗者がきまる「勝負」の世界であります。
互いに真剣勝負のなかで、勝って嬉し涙を流す人もいれば、負けて悔しくて泣き崩れるひともいます。
昨今の高校野球をみていると、試合はもちろん、試合以外のいろいろな場面で選手や応援団などの立ち振る舞いが取り上げられています。
いいプレーをした選手には敵味方関係なく拍手が送られたり、負傷した選手に敵のチームの選手が手を差し伸べたり…
負けたチームの選手たちが、勝者のチームに惜しみなくエールを送り讃える姿などは、とても清々しい気持ちにさせてくれます。
こんな光景に誰もが心奪われたのではないでしょうか。
「グッドルーザー」（良き敗者であれ）という言葉があります。
負けた選手やチームが勝者の相手を称えたり、紳士的な態度をとることを示します。
一生懸命練習して本気でやってきた人は、負けても爽やかに、これは仕方がないと思える。胸をはって顔を上げ、この悔しさを次に生かそうと…。
たとえ負けたとしても相手を称えられる前向きな心で立ち振る舞うことが大事なのだと感じます。
この「負ける経験」こそが人として成長させてくれるチャンスだと…。
自分の日々の生活の中で、なかなかこのような場面に遭遇することがなく、高校野球を見て感動し、心が洗われ、また新たな気持ちで頑張ろうと思える… そんな気がします。
