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後継社長の絆

先週の土曜日に「社員交流委員会」の主催で協力会社である「天白製本紙工」さんの見学会がありました。普段から当社の加工のお仕事をお願いしていますが、現場を見ることはほとんどの社員はありません。
協力いただいている仕事を知る目的で交流委員会が企画した今回の見学会。印刷関連の仕事と言いながら実は加工の機械は我々の印刷機とは全く別物です。また自動化されているとはいえまだまだノウハウを必要とする難しい仕事です。
実はこの協力会社さんは先代からのお付き合いです。現会長が独立する際に当社の先代がバックアップした経緯があり、今では当社にとってなくてはならない大切なパートナーとなりました。
先代は他界し協力会社の会長も一線を後継者に譲り共に時代は次世代に移っています。会長にとって次世代に譲った若き後継者が我々に説明している様子を遠くから見ている様子は何かホッとしたというか、たくましくなったというか、そんな表情にさえ私は感じました。
27.8:338:600:0:0:NONALNUM-5omL5pu444GN44Gu5pqW44GL44GE5paH5a2X44Gn44GK5Ye66L-O44GI-E:right:1:1:温かな手書き文字でお出迎え:0:
お互いの先代同士が一線で働いていた当時の社員は当社の私を含めてごくわずか。職人の世界と言われた当時と違い、今では技術的な、もっと言えば科学的な印象さえ受けるお互いの仕事となりました。
以前はこうした会社を「下請け会社」という表現をしていましたが、今は「協力」という言葉に変わりました。そして時代と共に社員も変わり今回の社内見学は「手を携えて」という表現が当てはまるのではと思います。
31.9:600:338:0:0:NONALNUM-5b6M57aZ56S-6ZW344Gu55yf5Ymj44Gq6Kqs5piO-E:right:1:1:若き後継社長の説明に耳を傾ける私たち:0:
先代同士が作り上げた「絆」がこうして時代が変わっても大切に受け継がれているお互いの企業。先方の会長の表情を見ながら他界した先代もきっと喜んでくれているだろうと思っています。
企業の存続には色々な要素があります。最近は「イノベーション」という言葉のように新しいことばかりが大切にされがちですが、一方でこうした人と人との絆も大切にしなくてはいけないなとあらためて感じました。
委員会の企画で実現した今回の視察、社員自らが協力会社を大切な存在として捉えてくれることを誇りに思います。こうした企画をしてくれた社員に感謝すると共に、あらためて次世代に向かって我々後継者が新たなパートナー作りに邁進しなくてはと感じた次第です。
34.4:600:338:0:0:NONALNUM-5YWo5ZOh44Gn6KiY5b-15YaZ55yf-E:right:1:1:全員で記念写真:0:


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