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積み上げてきた信頼

会議所の会報誌をはじめおかげさまでこのところ多くの媒体に取り上げていただけるようになりました。特に三月に経済産業省から評価をいただいた「おもてなし経営企業選」は企業の大小に関係のない受賞だけに当社にとっても大きな励みになります。
「差異性」とか「差別化」という言葉を企業活動ではよく使います。企業活動で言えば「ブランディング」みたいなことを指します。インターネットやソーシャルメディアの普及は小さな企業でもブランディングが可能なことを証明しています。
「ブランドとは約束である」とはホスピタリティで有名なリッツ・カールトンの名言集の一つです。ブランドがお客様のイメージするものを提供し続けることで生まれるともいいます。
「おもてなし~を受賞して儲かりますか」度々社員がそんなことを聞かれるそうです。お分かりの通り受賞したから儲かったことはありません。むしろ経営者である私は大きなプレッシャーを感じるとことが多くなりました。
その理由はブランドをもつことで「お客様の期待を裏切る」ことができなくなったからです。もちろん意図的に裏切ることはないものの、チョットした対応や不祥事が信用をゼロにしてしまう取り替え知りつかないことを生む可能性を秘めているからです。
「おもてなしにふさわしい振る舞いをしなさい」そんなことを社員に要求はしません。むしろ受賞は私たちが進めてきたことへの評価ですから。しかし経営者である私は常に受賞したことを意識しないといけないと思っています。
媒体で取り上げられることは「プレスリリース」が上手く言っている証拠でありありがたいことだと思います。しかしこうしてつみあがってきた信頼だからこそ、チョットした気の緩みで大きな信用を失ってしまう危険もはらんでいると思います。
時間をかけて培ってきた当社のブランド、一瞬にしてそのブランドがなくならないようにとあらためて強く感じています。次世代に襷を渡すまで更なる上をめざしていくべきだと思っています。「更に上へ」自身にかけている言葉です。


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