「同じ場所で、同じ時間に、同じ事を一緒にする」これは私が尊敬する岐阜の日本ウエストン㈱の 臼井麻紗杜社長の言葉です。この会社、日本で一番大切にしたい会社大賞を受賞されている企業。障害者雇用を積極的にされている社長です。
昨年に引き続き25㎞ウォーキングに参加させていただきました。もちろん私どもの会社も社員と参加です。全員無事に完走することができ、ウエストンさんの粋な計らいでタラバガニをはじめ美味しい食事を楽しみました。
人によっては経営に「チームワーク」はそぐわないと言います。また「全員参加」というキーワードは合わないという人も。しかしそれは企業規模や風土によって違うと思いますし、少なくとも私共の企業では大切にしたい考え方だと思っていま
仕事以外の交流の場としてイベントや飲み会を開催する会社も多いですが、それも先の「同じ場所で同じ」ということではないでしょうか。「飲みにケーション」という言葉を以前聞いたことがありますが、いつの時代も組織に交流は必要です。
実はいまの若い人たちは社員旅行を希望する社員が多いと先日ある経済新聞に書かれていました。ドライと言われる彼らですが、実は交流を通して先輩社員との温かさを求めているのではないのかと書かれていました。
「CSR」 と言う言葉を使う時代になりましたが、これからの若い世代が歩む企業像は「つながっていたい」ではないでしょうか。「絆」という言葉を耳にしますが「人に関わること」そして「人」がキーワードだということではないかとあらためて思っています。
当社も日本ウエストンさんと同じこだわりを持つ会社です。「みんなで作り上げる」「みんなで汗をかく」そういう風土がこれからは求められると私は信じています。「信じている」その根拠はありませんが、私にとっての軸のようなものですから。
25kmを家族のことや趣味のことを話しながら社員と歩きました。もちろん仕事のことも。普段とは違う光景に身を置きなから過ごす時間、「同じことを」をやっている感はいいなと思いました。
「日本で一番大切にしたい会社大賞」を受賞するパワーを日本ウエストンさんの社員さんを見て感じた次第です。パワーのある会社のキーワードは「みんなで同じことをする」…あらためて感じます。