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ご両親の愛に応える

今年は新卒を受け入れなかった当社です。ひさびさの新卒と縁がない4月ですが、やはり新たな風をいれるためには無理してでも新卒を入れていくことが必要だなと感じています。
ところで毎年新卒者に内定を出すと、ご両親を訪ねることにしています。日本には400万社といわれる企業があります。そのなかでたった一社を当社に選んで頂いたことへのお礼です。
大切に育てた我が子が就職をするのですから受け入れ側の我々もそれ相応の覚悟がいると思います。社会人になって最初に出会う会社として縁をいただいた。そう思うといい加減な教育はできないと思うのです。
最近若者の定着率が悪いと聞きます。同業他社でも10名近く採用したそうですが、ほとんどいなくなってしまうとか。そんな話を聞くと、毎年わずか1名ないし2名採用の当社にとっては採用自体が高いハードルとなります。
1人採用してその採用が失敗できないのですから。大企業のようなネーミングもなくスケールメリットもない我々クラスの会社に振り向いてもらうこともたいへんですが、入社してからいかに教育して育てていくかが高いハードルです。
だからこそ日頃からの社風が大切だと思っています。社風、それを作るのは社員ですが、その風をまず起こすのはトップではないかと。そしてそれには社長として社員を導く覚悟みたいなものが必要だと思います。
「長く学校に通わせた大切な子供さんを預かる」そう思うことが我々には必要思考だと思います。その思考を持ち続けることができればそうそう社員に対していい加減な立ち位置にはしないと思っています。
自分がその親の立場に立ったらまず何をして欲しいか。そう思えば採用も妥協ができませんし、入社後の対応も変わります。先日あるメルマガで「ご両親の愛に応える」という表題を読んで感じたことです。あらためて背筋が伸びた内容でした。ということで本日のお題も同じ内容にさせていただきました。


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