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こちらの都合になってないかと

自身が消費者になって分かることがあります。それは購入したあとの感想です。実は久々に中途採用を行ったことは以前も書いたかと思います。時期的なこともありましたので難しいかなと思っていましたが、案の定いい結果ではありませんでした。
こうした採用は「縁」ですので決して無理をしてはいけないと思っています。妥協してご縁を作ったとしても結果的にはその人と合わなければいい結果が出ることはありません。費用が無駄になったとしてもこれは仕方のないことです。
しかし、こうした求人活動は必ず成功するものではありません。ただ求人会社の営業からは契約終了間際になってようやく「どうでしたか」という連絡があっただけ。普通ならスタートして一週間後に連絡があってもおかしくないのですが。
結果がうまくいっていればこんなボヤキはないのですが。結果が思わしくないだけに連絡がないことに対する不信感が出てしまいます。契約終了間際に電話をもらってももう遅いですから。
と・・・こんなことを思うのは、自分が消費者側の立場に立って分かることです。ところが普段我々が営業する側に立って、納めた商品がどう生かされているかを気にしたことがあるかというと正直なところ疑問です。
「お客様の為に何ができるか」常に社員とともに考えるようにしていますが、実は知らない間に商品を売るとして考えていないかと。最も大切なのは納品後のケアーではないかなと自身が今回の立場に立って感じました。
どうしても売る側に立つと「売る」という自身の事情を優先して考えがちです。「使っていただく」「買っていただく」という視点に立つと、サービス全体を俯瞰して考えるのではないかなと思った次第です。
「アフターフォロー」がサービスの一番大切な点であり、その思考と行動がお客様との関係性をつなぐ接着剤ではないのかと思います。今回の対応、当社も知らない間にしていたら怖いなとあらためて感じ、朝礼で社員にも伝えた次第です。


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