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自然体で

「おもてなし経営企業選」に選んで頂いたことはすでにご承知のことと思います。今回は全国で22社、三年前から始まったこの表彰で計100社が選出されました。全国の企業数380万社のうちの1社ですので、とても光栄なことです。
先日もある先輩経営者から「お金で買えない」という言葉をいただきました。社員の日々の活動の成果を認めていただいた今回の受賞。せっかくですのでニュースペーパーとしてお客様に発信をしています。
受賞は意外に多くの方がご存知で驚いています。銀行の方からお祝いの連絡を頂戴したり地元のミニコミ誌の記者などからも取材の連絡を頂戴します。多くの方に自社の存在を知っていただくいい機会になりました。
一方で今回の受賞は経営トップとしてはたいへん大きなプレッシャーです。お祝いの言葉をいただくことは率直に嬉しいのですが、そうした目で外部から見られるようになってしまうからです。
あくまで企業の姿勢に対する授賞ですので、売上げが上がるわけではありません。当社は小さな会社ですので細かな問題が毎日のようにあります。どこの会社にもあるようなクレームや人の問題は相変わらずです。受賞したものの、実は発生する問題は何一つ変わらないのです。
現実に発生する課題との葛藤に如何に向かい合っていくかが私の責務なのだと思います。決して外部から見られるイメージを「守ろう」と思わないことだと。受賞は日々の社員との活動をそのまま書類にしただけであり、決して作っていないからです。
受賞のイメージを守ろうとか、よく見せようとすると「無理」が出ます。無理をすれば「演じて」しまいます。演じることは「虚」、これは必ず歪が出ます。プレッシャーは必要ですがそれは決して「無理」をすることではないなと。
おかげさまで「マルワさんのような企業にしたい」というありがたい言葉をいただきます。第三者からはそんな風に当社は見えているのだと思います。私ができる経営をこれからも自然体で続けていくことであり、決して「おごり、慢心、過信」にならない事だと強く感じた次第です。


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