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それならみんなで考えよう

先日もお知らせした当社進んでいるプロジェクト。そのプロジェクトでは目標金額が提示され、先日も会社全体で特別に時間を作って会議を持ちました。会議では「この目標金額の根拠は」「達成するための行動は」と現場から素朴な質問が飛び交います。
「数字という目標設定がないと動かない」そんな返事を営業サイドがしたと思います。ようはその数字に大きな根拠はないと。大企業と違い根拠のある数字を提示するほどの計画製のものではないという回答です。
これだけ書くとなんといい加減だと思うのですが、今回ばかりは「それならその目標を到達するためにみんなで考えよう」という声が現場から上がりました。数字を実現するために動けることは何かということです。
とかく数字が提示されると数字を追いかけてしまいます。特に「モノ」売りではその傾向になってしまいます。しかし今回の案件は「モノ」ではないため数字の設定をしてもなかなか具体像が描けません。
「モノ」でなく「コト」を実践していくために何がやれるか。そして「コト」は数字の結果が出しにくいだけに、どうしたら実現できるか。こんな事を一生懸命に考えた時間でした。
「ありえない目標数字」に対する批判をよく聞きます。しかしそこに何かしらの根拠があればそれは明確な目標です。経営コンサルタントとして有名な武蔵野の小山さんは「目標達成ができる数字よりも無茶な数字を立てればいい」とまで言います。
今回の議論のやりとりを聞きながら感じたことは「目標をまず受け入れる」ということだと。無茶と言って終わるのでなくそれを達成するためにとにかく考えてみる姿勢が必要だと思います。
同じ無茶でも明確な数字があることで焦点が一つに定まる・・・そうしたことは実現できるのだとあらためて感じた次第です。とはいえこうした目標設定も日頃のコミュニケーションが社内にないといけません。「それならみんなで考えよう」この言葉を聞けたことが今回は大きな手応えです。


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