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会いたくないと言われないよう

先日、かつて所属した異業種交流会にパネラーとして参加させていただきました。所属グループが多くの新入会員が増えたこともあり、過去の歴史を知ってもらう目的もあったようです。
「温故知新」と言いますが、自分の所属するグループでの歴史を伝える年齢なったんだとあらためて気がつきました。一方でそれだけ所属したグループの世代交代が急激に進んだことを実感した次第です。
そういった話をさせていただく時に常に気をつけていることがあります。それは自分の発信が聞く人にとって聞きたい内容か否かと言うことです。気をつけていないと我々のような話は自慢話になりがちです。
先日もフェイスブックで「数年ぶりにあった退職者の方は過去ばかりを語ります。良い方なのですが、もう会わないと思いました。年を取っても、これからの日々を前向きに語れる方と話したいものです。」という投稿を目にしました。
これから我々の年代はそうしたゾーンに入るような気がします。なぜ過去ばかりに話がいくか。それだけ新しい体験や刺激が自身に少なくなっているからではないかなと思うのです。
冒頭の後輩への話も過去に軸足を置くとただの「自慢話」になります。そうではなく「相手が何を聞きたいのか」を常に頭に置いて話をすることだと思います。そしてもう一つ彼らに「お土産」を持って帰ってもらうことだと。
「お土産」何か一つでも元気になるフレーズや気付きを持ってもらうことです。「今日参加してよかった」と思ってもらえるメッセージを発信することではないかなと。その考え方を常に頭に置いていれば先の「自慢話」にならないと思うのです。
素敵な先輩や魅力のある人は「聴き上手」だといわれます。相手が何を聞きたいかを「察する」名人だとも言われます。常に相手の立場や考え方に身を置く・・・そういった意識を心がけたいと思っています。「会いたくない」といわれないように(^^;)


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