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対処療法の無駄

先週久しぶりに重度のぎっくり腰をしてしまい一週間以上経過してもいまだに良くなりません。元々ひどい腰痛持ちですのでストレッチを毎晩やるなどケアに努めてきましたが、やはり癖になってしまっているようです。
今回、ここまで長引いてしまったのは初期の対処を間違えたからです。いつものことだからと、忙しさにかまけて医者にも行かず、ほっておいたら日に日に悪化の一途をたどり気がつけば慢性状態。
タイミングが悪いことに行こうと思ったら病院がお休み、ほんの少し痛みが和らいだ時には、寒い中でのイベントとバッティングし立ちっぱなし。ゆっくり体を休めるまもなく、出張にでかけと何ともタイミングも悪い状況でした。
今回の事を経営に例えていくと、クレームの初期対応を誤ると後々大変なことになってしまうことに似ていると思います。ちょっとした兆候をほっておいたら、リアクションを怠ったら気がついたら大事になってしまった様子に似ているなと・・・。
と思っていたら著名なマーケッターのblogにも腰痛と経営は似ていると書いてありました。「正しい治療」「正しい対処」を怠ると取り返しがつかなくなると。上手いことを書くなぁと自身の状況を苦笑しながら読んだ次第です。
今回の腰痛が治ったら「ケア」ではなく、筋トレを重ねて骨の回りに強い筋肉を作ることで「腰痛のしない体作り」をしなくてはいけません。日頃鍛えているつもりでいましたが、どうやら鍛える場所が間違っていたようです。
経営では言えば一生懸命に手を打っていたことが実は目先のことばかりで、結局根本的な解決につながらないのと同じ。外的環境にびくともしない筋肉質の経営体質をつけていくために腰を据えて改善していく様に似ているなと実感しました。
腰痛を患って知る対処療法が如何に無駄な繰り返しだったか。腰痛は日にち薬ですが、企業経営はそんなわけにはいきませんね。


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