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次なる布石を打つために

今日から週末まで上京です。業界の展示会や販促関係の視察、そしてお客様の挨拶周りと同業者や後継者の方たちとの意見交換に出かけます。三日間盛りだくさんのスケジュールです。
私の知人の経営者には頻繁に全国を回って情報交換をする方がたくさんいます。先日も一週間二回、一緒に勉強し交流している勉強仲間の経営者がそれぞれ当社を訪ねていただき、食事をしながら情報交換をしました。
こうした人たちに共通することですが、会社を空けられるようにしていることです。そんなことをいうと「当社はとても空けられる会社ではないから」という声が聞こえてきそうですが、そんなことを言っていたらいつまでも空けることはできません。
私も40代前半はそんな社長でした。自身が会社の売上の多くを作り出しているトップセールスマンであり、当時の私にはそれだけの時間も心の余裕もありませんでした。しかしある異業種交流の代表を受けることとなり事態は一変。その環境を変えることとなりました。
あれから十年以上が経過しましたが、あの時の状況があってよかったと思います。もし相変わらず自身がトップセールスとして走っていたとしたら社員は今のように育っていなかったと思います。
おかげさまで会社を空けられる状況になりあらためて感じるのは、企業の大小に関わらず経営を預かる者は常に新しいことを目にし、他者との情報交換をしていかなくてはいけないということです。
本を読んで知識を増やしていくことはもちろん大切ですが、あくまでそれはあくまでバーチャルの世界。他社を見学し、社長とお話をさせていただくことで自社に活かせるヒントはたくさんあると思います。
会社を空けることができるのは社員のおかげ。であればせっかく会社を空けるのですから、そのお土産は次なる布石になる情報を会社に持ち帰りあらたな布石を打つことではないでしょうか。「いつも社長はいない」この言葉が決してマイナスのニュアンスにならないように。


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