URLをHTTP[S]に変更しました。以前よりブックマークしてくださっている方は、こちらをクリックし、再登録をお願いいたします。

用意周到

久々に求人サイトを使ってみようと思い先日取材を受けました。その取材が実に歯切れよく、応えていても自身の考えがまとまりやすく応えることができました。と・・・感想を記者の方にも伝えたところ「事前準備です」と・・・。
確かに取材の方は質問の一覧表を事前に作り、それを目にしながらの質問でしたが、質問項目がブラッシュアップされていることもありテンポよくやり取りが進みました。あらためて準備の大切なことを感じています。
「求人だから聞くことも同じ・・・」そんな声が聞こえてきそうですが、あながちそうではないなと思います。というのは以前もこうした取材を受けていきましたが、何か「伝え切れていない」感覚を持っていたからです。
ヒアリングが大切だといいますが、良いヒアリングは相手に気持ちよく喋ってもらうことだといいます。そのための事前準備が如何に必要かということを聞かれる立場になって実感。それほど今回は当社の下調べをよくされていたからです。
下調べをして伺うのは当たり前ですが、多くは表面的な部分の下調べが多いのではないでしょうか。特に当社に多かったのは私が元教職だという切り口。「その部分強みです」と今までもよく言われましたが、私も退職して20数年経過しています。今さら・・・ですよね。
そうした部分を特に強調せず、どんな人に来て欲しいのか、どんなビジョンを描いているのか、どうしたスキルが必要かといったことが応えていくうちに頭の中が整理されていきました。
もちろんプロですから当然ですが、プロと分かっていても「上手いですねぇ」と言わせてしまえば信頼感は本物だなと思います。ヒアリングの極意は「導き出す」ことですが、これはやはり事前準備に尽きるなと思います。
「日々の仕事に追われてこうした準備がないがしろになっていないか」「相手の言われた表面だけを追っていないか」そんなことを反省しながら質問に答えていました。聞かれる立場に立ってあらためて感じる準備の大切さ、「用意周到」という言葉が頭をよぎりました。


タイトルとURLをコピーしました