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立場が変わって分かること

先日あるマーケティングセミナーに参加をしました。講師はテレビでお馴染みの女性マーケッター。時代のトレンドに、まとを得たキャッチコピーで話題となる本をいくつか出しています。そんなこともあり会場のホテルは満員の状態でした。
内容は世代間による消費行動の違いとその裏付けとなる理由の解説です。さすがにテレビで話馴れていることもあり、話しのテンポもよく飽きのこない内容でした。またその後の出席された方のフェイスブックの感想もまずまずの評価もありました。
しかし個人的には若干消化不良の内容でした。理由は過去の振り返りに終始し世代間の消費に対する裏付けの解説が大半だったからです。講演のタイトルである「市場拡大を狙え」という部分は結局明確なメッセージはなかったなと思います。
こうして感じるのはタイトルひとつで受けて側との差が出てしまうということ。私も研修企画の側になることがあのますが、集客したいと興味をそそるキャッチコピーを考えます。その時注意するのはキャッチコピーが内容と合致するかということです。
サービスに置き換えると売りの文句とサービスの内容がちゃんと合っているかということではないかと。もちろん今回は有名な方ですし、話が上手いですから、そこまでシビアにならなくても許されちゃいますが、講師が私だったらブーイングですね(苦笑)。
聞く側に立った場合、求めている事を感じて話をしていくことが如何に大切かということをあらためて認識しました。これは普段のコミュニケーションでも同様です。立場が変わると見えることはたくさんありますね。
もちろん著名な講師ですので、参考になった点もありそれなりの収穫はありました。実はこのセミナー会員サービスの一環としての無料セミナーです。ネームバリューのある講師を無料で聞くことができたのですから、十分なサービスではありますが (^^;)
自身が伝える立場になった場合、その部分をより気をつけなければと思った次第です。私の場合は認知されていませんので、それこそ受け手側のハードルはより高いはずですから・・・。


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