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謙虚であること

今年の私の目標は「怒らない」ことを第一に上げています。そういうことを書くと意外に思われるかもしれませんが、実は私はかなりの短気、若い頃は会社の中で怒鳴りまくっていた、今思うと顔が赤くなってしまうことをしていました。
最近は「社長、丸くなりましたねぇ」と社員から言われますが、それでも年に何回かそうした場面を作ってしまいます。ということもあり今年自身に課したのは冒頭の「怒るではなく叱る」ということです。
と思っていたら5日の中日新聞の「働く」という特集で上司のタイプに対する対応の仕方、そして部下への活力の与え方という特集がありました。新年らしい特集だと思う反面、仕事をしていくために人間関係がいかに大切かを感じました。
その中で印象に残ったのは上司に対する不満を言う前に上司に頼らないことが必要だと記述があります。「上司はスーパーマンじゃない」という言葉で表現をされていましたが、思わずなるほどと思った次第です。
一方で部下に対しては「褒める」のではなく「勇気付け」だと。感謝の気持ちを上司から表現していくことが人間関係を円滑にするといいます。褒めるのは「いい時だけ」、上下関係を作り依存心を作ってしまうとか。勇気付けるは対等関係で自立的にするそうです。
この特集を読みながら、経営者である私はそんなことを気にしていなかったなと。もちろんかつて怒鳴った場合に反省はしたものの、頭でわかっている「怒鳴るのでなく叱る」が出来ていなかったと思います。そんな反省もあり、年初から社員に伝え自分を戒めました。
ところで、この日経新聞の記事ですが、対上司と対部下では執筆者が違います。ということは頭でわかっていても両方の立場で上手く振る舞えるほど器用な人はいないのだなとあらためて感じました。
実は新年会の年頭所感で「謙虚」についての話をしました。先の記事を読んでいて感じたのは「謙虚」と二文字。いくつになってもまた役職が上に上がるほどこの二文字が大切だとあらためて思います。今年は「仏」を貫こうと・・・。頑張ります(^^;)


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