ここ数年、中小企業の行うCSR活動として業界内外から評価を頂けるようになりました。CSR=企業の社会的責任と言われるのはご存知のとおりですが、社会貢献だけを指すものではないことは今更言うまでもありません。
社員が如何に安心して働いていけるか、そして当社を支える協力会社に対しても誠意を持って協力関係を築いていくか。こうした会社を支えていくものに対して責任を果たしていくかが大切だと言われています。
当社は30人足らずのいわゆる零細企業の仲間。大企業のように充実した福利厚生があるわけでもありません。社員にやりがいや働きがいを提供していくことがより求められると思っています。
提供には教育の機会を与えていくことも含まれています。研修やセミナーなどの機会を数多く与えていく「他流試合」をしていくことで、「井の中の蛙」から脱け出すことが出来るのではないでしょうか。
しかし、これはあくまで一方からの物の見方に過ぎません。会社がそうした環境を用意していく一方で、社員側もそれなりの成長していく姿勢が必要です。自分で資格取得にトライしたり、研修で身につけたことを実作業に活かしていくことです。
来社いただいた方に必ず褒めていただくのは主体的な社員の姿勢。自分たちの仕事に誇りを持ち、一生懸命に説明する姿をいつも評価頂き「素晴らしい会社ですね」と言っていただけます。それが当社のCSR活動の評価です。
しかし必ず伝えることがあります。「社員は忙しいですよ」と。ただ仕事をしていればいいというものではありません。多くの活動や研修を通して自己の向上が求められるからです。
中小企業のCSRは社員にあらゆる機会を与えていくこと、社員は自己研鑽を重ねて自ら成長していくこと。今年もマルワはそこにこだわっていきます。昨年よりもバージョンアップをしていく姿を発信することが、当社らしいCSRです。ご期待下さいませ。