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キーワードは好奇心

先日もある異業種交流でお話をさせていただく機会がありました。この集まり、昨年参加したセミナーで多くの経営者の方のお話をシリーズで聞くというもの。その研修で一緒に学んだ仲間です。
一年後のフォローアップということで、今回私がスピーカー役となり話をさせていただきました。新年ということもあり、全員が揃うことはありませんでしたが、出席者で印象に残ったのは経営者でも後継者でもなく、一般企業に務める若い女性の方です。
この女性、昨年の参加のきっかけは社長から「行ってこい」と言われた一言だとか。あれから一年か経過し、今では積極的に外部研修に自ら出て、多くの社長の方とお話をするのが楽しみだと言っていました。
加えて自ら進んで異業種の交流会で自社プレゼンをすることで何件かのお客様とのご縁もできたとの報告もありました。なんともたくましく、羨ましい社員がいるものだと思いませんか。
仕事が終わって夜の時間、いくら会社から費用がでるとはいえ、時間外で進んで学びにくる彼女は「お酒が好きですし、普段会社こもっているだけ。多くの方、特に社長さんたちのお話を聞くのはとても楽しいので」と実に何事もないように話をされていました。
それを後押ししているのは好奇心。彼女は人一倍強いのだと思います。そして自らの時間を犠牲にしてこうした会合に出席する見返りを、自身の視野を広げ自分を高めているのだと理解していることが素晴らしいなと思いました。
決して欲を見せず自然体ということもあり、自身が知らない間に成長していることが新たな制約にも結びつけているのだと思います。社長がどんな意図で、一番若い彼女に行かせたのかはわかりませんが、少なくとも彼女はその期待に答え成果を出しています。
多くの学ぶ環境を当社も周りの会社も与えています。それに応えるかは社員次第です。そしてこれからの時代はこうした好奇心旺盛な社員が力を発揮し成果を出していくのではと思うのです。
女性の時代といいますが、じつはこうした傾向は女性に強いように感じます。うかうかと男性はしていられませんね。まもなく結婚する彼女はずっと働きたいと言っています。そんな前向きな彼女が働ける環境づくりをぜひ今の会社で実現してほしいなと思います。


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