今日明日とここ名古屋ではメーカー主催の機材展が行われます。ここに愛知県印刷工業組合が組合発信のブースを出展することになりました。担当委員会は「ブランディング委員会」、若手が主体となった委員会です。
この委員会の為に、わざわざ組合に入会いただいた委員の方もいます。自分たちの業界を如何にブランディングしていくかを企画し発信する為に集まってくれました。そこからも分かるように参加いただく委員の方たちは今後の業界に対して大きな危機感を持っています。
誰もがわかっているように印刷業界のパイは縮小しています。今までのようなお客様から原稿をいただいて形にすればお金がいただけるといった業態では立ち行かないことは関係者自ら自覚をしています。
そんな危機感を我々以上に持っているのが若手の後継者です。彼らには業界が縮小していくことを黙っているわけにはいきません。そんなこともあり全国の組合ではじめて「ブランディング委員会」が創設され自分たちの業界を如何に発信するか熱心に議論をしています。
その第一弾のミッションが今回の展示会にブースへの出展。この展示会には多くの業界関係者の方が見学に足を運びます。こうした発信を通して次世代が真剣に業界のことを考えていることを知ってもらう試みです。
実は今回の出展も自分たちで自ら手を挙げています。通常は上から言われて「やらされ感」で臨む場合が多いのですが、彼らが自ら手を挙げるわけですから主体的な姿勢は必ずや成果が出ると思っています。
自分の会社ならともかく、こうした会社外への取り組みの姿勢も積極的である委員の人たち。彼らはきっと会社でもその姿勢を部下の人たちに見せているのだと思いますし、この前向きな姿勢は会社でもリーダーシップを発揮しているはずですから。
後継者にとって必要なのは、社内で先頭を走っていく姿。その姿を見て社員は鼓舞するものだと思います。そしてこうした人たちがこれからの業界を支えていくのだと頼もしく思います。業界外の参加もウエルカム、ぜひそんな前向きな彼らに会いに来てください。
光文堂新春機材展2015
http://www.kobundo.co.jp/event/printdoors2015/notice_event51th.html