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本当のお客様

「マルワさんと出会ってよかった」と先日うれしいメッセージが電話口から。今年中学校の記念誌制作のお手伝いをさせていただいたのですが、その教頭先生からのお電話でした。当社がこの一年間に制作したものをご挨拶がてら持って行ったことのお礼のお電話です。
今年も多くの商材をつくりましたが、その中で先生に響いていただけたのは「ハートの卓上カレンダー」と台所やトイレに飾るカレンダーです。
卓上カレンダーはイラストレーターの茶畑和也さんが東日本震災の翌日からフェイスブックらハートのカレンダーをアップしたものを卓上カレンダーに使ったものです。おかげさまで商社に採用いただき、好きなハートをチョイスして自分だけのオリジナルカレンダーをつくれるというコンセプトで売り出されています。
一方、台所やトイレに使っていただけるカレンダーは地元の愛知県立芸術大学の学生に毎月絵を書いていただき、「美人の日本語」の制作者の山下景子さんに書き下ろした完全オリジナルカレンダー。来年は愛・地球博が終了し十周年になることから「自然の叡智」というコンセプトでカレンダーが出来上がりました。
「自然の叡智は相談室に飾るわ。」「ハートのカレンダーは今悩んでいる先生の机に置いてきました。」電話口でお話をされるのを聞くと、自分たちの作ってきたことが評価されたことのうれしさを感じます。
実10年前に記念誌のお手伝いをした学校から、来年の記念誌のお電話をいただいたばかりでした。理由は「金額」。色々な事情があっての事ですが、金額で決められてしまうと私たちにはどうしようもありません。
「きれいごとでは飯は食えない」よく言われます。確かに効率を上げて、コストを下げて金額勝負できるようにしていく事は経営者として当然かもしれません。しかし、それだけでは仕事をしていても面白くないですし、何よりも心が疲弊してしまいます
冒頭に書いたように、我々の思いを受け取っていただけるお客様との出会いが多くなっていく事が、わたし達の思いをわかってくださる、本当のお客様になっていくのだと思っています。
来年も「温かい心」と「愛」が伝わる、そんな仕事に関わっていきたいと思っています。明日からそんな我々の思いを詰め込んだ商材のことを書いてみたいと思います。


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