今さらですが、フェイスブックやツイッターといったSNSでの発信は「楽しいこと」「明るくなること」そして「ワクワクすること」を発信した方が、「いいね」といった支持が多いことをあらためて実感しました。
先日、息子の結婚式という個人的な発信でしたが、多くの方から「いいね」のリアクションをいただき誠にありがとうございました。そうしたリアクションをいただきあらためて感じるのは「楽しいことは相手からの同意を得やすい」ということです。
かつてフェイスブックを始めた頃に「綺麗な花や景色の写真といった心安らぐもの」は多くのリアクションがあるとセミナーで聞いたことがあります。
確かに文字ばかりのものよりも写真があった方に目がいきますし、その写真も楽しいものの方に目がいきます。人というのは目から入る情報で気持ちが左右されるのだとあらためて感じます。
ところが自社の強みを発信しようと思うと、商品のスペックや性能ばかりを発信しようと思ってしまいます。また他社と比較したものを前面に押し出してしまうことで、なんともつまらないものになってしまうという経験はありませんか。
「お客様の声」を入れた広告を見かけますが、その声のおかげで、商品に対する愛着がより深くなります。と・・・受け手で分かることが発信する側になるとついつい「売りたい」気持ちが出てしまうようです。
実は我々の仕事はそうしたことお客様に気づいてもらうことではないかと思うのです。お客様のそのまたお客様に届くメッセージを具現化していくことが我々のミッションではないかと。
そう考えるとまずは会社の発信も楽しくないといけません。「面白そうな」「ワクワクとする」そんな会社と付き合いたいのが人の常ですから。今さらですが・・・だからこそ意識しないと忘れてしまうのだと思います。