メッセナゴヤも無事に終了しました。自社がブース出展をするようになり5年目。会社も年間行事のひとつとして恒例になってきました。「新たなお客様の獲得の為の発信」として始めたこの試み、今でもそれは変わりません。
しかし、それだけではなく最近は、「ひとつの成果を出すためにみんなが関わる」ことも目的にしています。「売り上げを上げる」目標はどの会社も当たり前のことですが、それ以上により身近な具体的な行事や目の前の課題を社員が共通目標としてやることも必要です。
期間中は現場の女性にも立っていただき、普段は接することができないお客様を身近に感じてもらいました。また「学生とのトークセッション」ではこの春に入社した新入社員が経営者や他社の先輩社員に混じって「社会人の心構え」を話しました。
あえて「非日常」に身をおくことは本人にも社員にも会社全体にとっても空気の「揺らぎ」を作り出します。「業態を変えなければいけない」いま印刷業界の大きな課題ですが、だからこそこの揺らぎが求められるのだと思います。
今回は開催前の休日や最終日の片づけも立候補制にしました。これは「主体的に動いてもらえるためにあえてそうします」と係りの社員が自主性に任せると決めた人選でした。「やらされるのではなく自らやる」日頃から伝えていることを今回は社員自らが投げ掛けてくれました。
「元気な会社ですね」隣のブースの社員の方にありがたい言葉をかけていただきました。何よりものご褒美です。そしてその言葉をいただくためには社員と共に常に走り続けないといけないと思います。
「同じ時間に同じことをみんなでやる」私の尊敬する経営者がことある毎に口にする言葉です。この言葉を具現化し続けることで、一体感が生まれるのだとあらためてこの言葉の深さを感じています。
「チームマルワ」は走り続けないといけません。ちょっとでも立ち止まったら終わりです。アッと、驚くこと、そしてさすがと思っていただけること、地道に続けたいと思います。
ご来場いただいた方、ご縁をいただいた方、わざわざ足を運んでいただいた関係者の皆様、ありがとうございました。いただいた言葉や、アドバイス、そして大切なご縁をこれからにいかして参ります。次のアクションをお楽しみに。