毎年ですが、この時期に名刺の整理をします。メッセナゴヤで多くの方と名刺交換をするのもその理由のひとつ。わずか一年ですが、実に多くの方と名刺交換をしていることに気がつきます。
同じ方から何度も名刺をいただいている人もいますし、逆に名刺を見てもさっぱり思い出せない方もいます。そんな方には申し訳ないなぁと思いつつ破棄してしまうのが偽らざる感想です。
仕事として名刺をお客様からご発注いただく立場として、お蔵入りしてしまう名刺があることは実に複雑な気持ちです。確かに目立てばいいというわけではないでしょうが、少なくとも持っていただいていなくては意味がありません。
どんな名刺を持っていたいか・・・。大切な人は当然ですが、今はつながりがなくてもいずれは関係性を作りたいと思う人の名刺はとっておきたいもの。商売だけでなく人脈としても大切にしたいと。共通するのは人としての魅力のある人に多いようです。
整理していて印象に残る名刺は・・・。一概には言えませんので、あくまで私の感想ですが、写真はあったほうが記憶を辿りやすくなります。またデフォルメした似顔絵の名刺もそれなりのインパクトが残ります。
逆に行政などに多い肩書きと名刺だけ・・・というのは誰だったかわからない場合が多いようです。「誰だったかわからない」というのは渡す側としては寂しいもの。最近では二つ折りや三つ折そして私が使っている四つ折など名刺に個性を感じるものが増えました。
「たかが名刺」とはいえ、名刺をそれだけ重要な営業ツールと捉えている人も増えてきたのだと思います。小さな面積とはいえ、伝えたいものを詰めこみたいもの。自己PRや自社の魅力などを詰め込むことができるのが名刺だと思います。なにせ直接相手に手渡しができるのですから。
多くの方とご縁をいただいているにも関わらず、交換した名刺の枚数を見ると、それ以上にご縁をうまくつなげないなと反省です。
実は今回も数多くの方と名刺交換をさせていただき「これでは伝わらない」と思う名刺の多いこと。いきなりのセールストークはタブーですが、今回も多くの名刺を見るたびにまだまだ我々の仕事は可能性があらためて思います。