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ESDユネスコ世界会議

一昨日から「ESDユネスコ世界会議」が名古屋で開催され今日が最終日です。 ESDとは「持続可能な社会づくりの取り組みを指し、環境や平和、人種などいま抱えている問題を身近な取り組みによって課題解決を産み出す行動」をいいます。
何やらよくわからないような意味ですが、要は将来にわたって皆が幸せになっていくような取り組みを、我々が課題を持って行動をしていこうとする活動です。私個人的にはCSRに近い活動だと思っています。
今回のESD、国際会議にもかかわらずなかなか浸透せずに事務局も大変に苦労をしていたようです。しかし当社にとってはこのESDのお陰で、私たちの取り組みや活動を評価いただき、記事として取り上げられたり、パネラーとして呼ばれたりすることが多くなりました。
その理由はたぶん、こうした必要とされる活動が、なかなか中小企業に浸透していかない実態と、必要とはわかっていながら、どう行動していいかがわからない企業が多く、当社の取り組みが事例として紹介しやすかったのではないかと思うのです。
企業活動の中で社会貢献をはじめとした社員を巻き込んだ活動は全てESDだと私は解釈しています。もちろん本来の意味とは異なるとは思いますが、むりにアルファベットにしなくても「永遠に(E)幸せになる(S)努力(D)」とでも言ってしまえばわかりやすいのではないでしょうか。
こうした機運が世に出てきたことはありがたいと個人的には思っています。規模では大企業と渡り合えなくても、中小企業らしい取組を継続していけば評価していただけると思うからです。
本来日本人が「おもてなし」として当たり前に持っていた考え方。アルファベットにすると何か特別な感じですが、実は日本古来より大切にしてきた心遣いです。「持続可能な」という言葉の通り、いつももち続けて行動していくことがポイントだと思います。
最終日となる今日は会場にお邪魔し、発表にも参加してようと思っています。ユネスコの行事に関わることはそうそうあるものではありません。普段は接することのない国際的な行事は、我々にとっても新たな活動や行動のヒントにつながると思いますので。
それにしてもESDは関わってわかるのですが、大切な考え方だと思うのですが、認知不足が残念です。これを地道に広げるのも我々企業にとってのESDかもしれません。


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