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謙虚であること

かつて異業種交流に所属した会には、その後の受け皿として卒業者の会があります。ちなみにこの会には定年はありません。設立して20数年が経過していますので、70代の方も所属しています。
私はこの会のある研究会に所属しています。「未来研究会」という名前が付くだけに、内容はどちらかというと最新のITをはじめとする、いま話題となっている内容が中心です。中にはまだまだこれから流行るであろうものがテーマとなることもあります。
この研究会では一回り以上もの年長者の先輩達が、一生懸命に聞く姿を度々見かけます。一線を退いても学ぼうとされる姿、そして何よりも素晴らしいのはセミナーだけでなく懇親会でも、年下の話に耳を傾ける謙虚な姿勢です。
人の魅力はこうしたところにあるのではないかと感じます。総じてこうした魅力のある人は常に謙虚です。「教えていただく」という姿勢に我々後輩はついつい恐縮してしまいます。
このことは若い方にも同じことが言えるなと思います。卒業した会にOBとしてお邪魔すると、年上の会員と若い会員の会話を聞くことがありますが、年下に対しても、常に謙虚な姿勢がある人は、見ていても気持ちがいいものです。
このことはあらゆるサークルや人の集まるところで、そして社内でも同じことが言えると思います。人として魅力のある人は常に謙虚だと。相手の意見を受け止める度量があるのだと思います。
いかに人の話を聞くことが大切か、以前ブログでも書きましたが、人の魅力はやはり「受け止める」ことが出来る人ではないでしょうか。どんなに優秀でも「俺が」だったり、指導されてもすぐに「でも」と口走る人は人として浅いなと。
「そういうあなたはどうなの・・・」これを言われると私も反論できません。かつて私も「俺が」のタイプであり「でも」と言っていた人でした。今更ながら振り返ると「小さい」と思ってしまいます。
人としての魅力は「聞く」ことだと、あらためて最近思います。特に経営トップのポジションである今の立場は努めて意識をしないといけないなと、あらためて感じています。


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