以前ある企画にのっかり学生さんとコラボして販促ツールを作りました。半年間にも及ぶ学生と企業のコラボ、学生たちも何度も話し合いをし、いいものを作っていただきました。加えて発表会でも優秀と言う評価もいただきました。
その記事が地元の新聞に掲載をいただいたのですが、その内容をみて愕然としてしまいました。内容が大手企業とコラボした写真と記事、加えて参加企業は大手ばかりで当社をはじめとした中小企業の名前はなし。
なんとも残念な内容で、正直悲しくなってしまいました。学生さんたちは当社と組んだばかりにせっかく優勝しても取り上げてもらえなかったのかなと。本来大手企業と組んでいたら写真も記事内容もそれなりの扱いを受けたはずなのではと。
大手企業を取り上げた方が、記事としては多くの人の目に留まるということでしょうか。となると我々のような中小企業はこうしたところでも、差別を受けてしまうのだと思ってしまいました。よく新聞によって論調が違うと言いますが・・・。
掲載されてしまいましたので、今さら苦情を言っても始まりませんので何も言いませんでしたが、なんとも不愉快に感じた出来事でした。
情報操作と言う大げさなものではないにしろ、少なくとも事実を歪曲して伝えていると読む人にとっては感じてしまうのではないかと思った今回のこと。何か学生の人たちに残念な思いをさせてしまったと後味の悪さだけが残ってしまいました。
我々の仕事は情報を正確に伝えることにあります。正確とは「ありのまま」のことですが、そこには居合わせた人たちが???と感じてしまう論調ではいけないなとあらためて思っています。
記事にする側は多くの記事のひとつにしか過ぎませんが、される側にとっては大切な記事。伝える責任があると思っています。そしてそれを担う我々は常にそれを意識しないといけないとあらためて強く感じました。