写真は一昨日行なわれた愛知県印刷工業組合が主催したBCPセミナーの様子です。「もしもの時に備えて体験しませんか」と銘うったこのセミナー、災害時のシミュレーションを体験することで防災意識を高めるのが目的です。
グループをひとつの会社として見立て、地震災害が起こったと想定。次から次へと放送される被害状況とインフラの様子、そして会社内で次から次へと発生する事故状況影響が知らされ、どう対処して行くかを実体験して行くものです。
シミュレーションとはいえ、実際にどういった行動をとって行くか、それに対していかに対応して行くかを問われる今回のワークショップ。グループ内のやり取りも熱を帯び、会場内が熱気に包まれました。
様子を見ながら企画側の我々が充実感を持ったこのワークショップ。これにはもうひとつ大きな理由があります。それは参加する人たちの姿勢です。特に開始時間には全員席につき、定刻どおり始めることができたからだと思います。
「時間通りに集まる」簡単なことのようですが、この当たり前のことが特に経営者の集まりほど平気で遅刻してしまう人が多いように感じます。今回は大半が社員、おそらくそれが定刻どおりスタートできた要因だとしたら･･･。
立場上、社長さんはじめ役員の方たちが集まる会議に参加することがあります。気になるのは会議中に平気でスマホをいじったり、発言している人がいるのにおしゃべりをしていたり…そんな光景に遭遇することがあります。
「そんな堅いことを」と言われそうですが、仮に社員や部下がそうした態度であれば間違いなく厳しく指導するはず。しかし一歩外へ出た時に叱られるべき行動を自身が平気でしてしないかと思いました。
経営者を社内で叱る人はいません。それだけにより自身の行動を律することが大切だと教えられたような気がします。「そういうお前はどうなんだ･･･」はい、その通りです。あらためて自身の行動も気を配らないといけないと感じます。
正しい姿勢の人たちが集まる空間は、いい学びがあることを感じます。「正しい姿勢」あらためて意識をしようと思います。
正しい姿勢
日 記
