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置いてきぼりにされないために

SNSの到来で自社の商品を積極的に発信できるようになってきた。フェイスブックを見ていると毎日のようにそうした書き込みを目にします。一昔前では決して感じられなかったこの動き。時代ですね。
私の友人で電動アシスト自転車を自社ブランドとして販売していることがいます。この会社大手メーカーの協力会社ですが、技術力の高さもあり以前から自社ブランドの製品を作っていました。
数年前から開発し、アンテナショップを出したりして製品の発信をしてきましたが、このところ御夫婦で商品に乗りながらの書き込みやブログ発信を目にします。
自転車ですので商品のスペックや性能ばかりを発信しがち。しかしお分かりのように我々は自転車が欲しいのではなく、自転車を使った生活を体験したいのだと思うのです。特にこの商品は通勤の交通手段でなく余暇を楽しむのがコンセプト。
おしゃれな車体は優雅でゆっくりと時間が過ぎていく印象さえうけます。そんな様子をいつもブログやフェイスブックで社長も自らが発信しています。こんなことって以前はできなかったことですね。
モノが売れないといいます。確かにたくさん作っても売れない時代、だからこそ特別感がキーワードとなる今の消費行動はこうして個の発信、そして発信する商品のコンセプトを伝えることが大切だと思います。
と書きながら、我々の業界がそうしたことを念頭においてお客様のお手伝いをしてきたかというと少々疑問が残ります。「たくさん印刷すると一枚あたりの単価が安くなります」といったお決まりの業界都合のセールストークになってしまってないかと。
自身で発信する人が増えてきた時代、彼らの発信に学ぶことが多いと思います。いや・・・うかうかしていると我々が置いてきぼりになってしまわないかと。そんなことをあらためて感じます。
ちなみにこの自転車の名前は「エポヴェロ」。トップ画面での御夫婦のツーリングの様子がこの自転車のコンセプトをよく表現しています。
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http://www.epovelo.com/


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