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マルワのインターンシップ

「仕事は探すものだ」…この言葉は先日2週間のインターシップを終えた学生が我々の前で発表した学生の言葉です。この季節、毎年のように大学生から2週間、インターンシップ生として会社に訪れます。
当社の規模の会社ではこうした受け入れは少ないと言います。実は昨年ある大学のインターンシップ生の報告会に行きました。その発表で目にしたのは大企業の授業のカリキュラムのようなインターンシップ。
大企業ならではのバックヤードや、また接客マナー研修、加えて憧れの制服に身を包んで笑顔で写真に納まる姿は、さすがと思うと共に「これって現実離れしてないか」というどこか冷めた私の気持ち。
社会人に必要なスキルを掴むこの制度ですが、学生をお客様として迎え、何か接客のようにも感じてしまいました。そんな思いがあり、当社に来た学生にそのことを聞いたところ学生自身もそう思っている人が多いようです。
冒頭の学生も社会に出るにあたり企業研究をしていくうえで、自身をなるべく現場に近い場所でインターンシップを経験したいいという事で中小企業をあえて選んだそうです。そしてインターンシップを終えた感想が冒頭の言葉「仕事は探すものだ」。
当社ではインターンシップ初日に学生に対して「特別なカリキュラムを準備していない」とはっきり伝えます。雑用に見えることも仕事であり、その雑用があるからこそ仕事は円滑に進むのだと伝えます。
と思ったら、今期から委員会の方でインターンシップ用のカリキュラムを作り運用していくのだそうです。働くことの意義を感じてもらいやすい環境にある我々中小企業。大企業とは違った生きた職場体験が提供できそうです。
今週から新たに二人のインターンシップ生が来社。どんな職場体験をして最終日にどんな感想を発表をしてくれるか…楽しみです。


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