私どものような小さな会社でも色々と多くのメーカーや業者が訪れてくれます。最近気がつくのは自社でセミナーを開催する案内を持参しての来訪です。以前のように設備の売り込みをしても買って貰えない事は十分に理解をしているようです。
一寸前までは設備を促す使ったビジネス展開が多く、機械展示を主流とした展示会の案内が多かったと思いますが、最近は設備提案の前にまずは関連するセミナーを最初に実施、それからその設備を見てもらう…そんな流れでしょうか。
印刷物の需要がだんだんと減少しています。確かに土日の新聞折り込みのチラシも以前と比べて少なくなりました。印刷物そのものが欲しいのでなく、印刷物を使った「コト」にお客様は興味があります。
同様にこうした設備も同じ。設備をいくら導入しても結局出来上がってくるものに差異はありません。いくらたくさん加工できても、特殊なものが出来上がっても結局それはモノには変わりはないのですから。
であればその設備を使って如何に売り上げに結び付けるかを提案しなくては、我々ユーザーは興味を示さないのは当然のことですね。「あれもできるこれもできる…」いやいやそれを使った営業方法や事例を教えてよと言うのが我々の希望です。
という事で大手の会社も我々のような小さな会社に足しげく通うようになってきました。大きくがばっと設ける時代ではないようです。彼らにとっては細かな商品を多くのお客様に買ってもらう時代だなと。
当社がこのところやっているセミナー、本業じゃないといわれそうですが、もちろん違います。我々にとってはお客様を知る大切な機会を自らが作っているのです。自社で発信をしてお客様に出会うこと・・・そうでもしないとお客様に知っていただけません。
今日は東三河法人会でCSR活動についての講師を務めます。社員が知恵を絞って情報発信をしているのなら、私もこうした場をいただくことで、自分なりの情報発信をしようと思います。会社上げてお客様に喜んでもらえるヒントの発信、今年もマルワらしい企画をします。お楽しみに・・・。