小さな会社ですので、いまだにささやかですが営業をしています。10年ほど前の40代の頃は会社の売り上げの結構な額を自分が営業として売り上げていました。最近はさすがにそこまでは売り上げはありません。
社長の仕事はアイディアを出すという事だと私の師匠がよく言葉にします。そして努めて自分で時間を作ってお客さんの事を考えていく事が必要だといいます。確かにこれだけ時代が早いのですから当然のこと。
それでも営業の感覚を持っていたいのです。一時営業から離れた時があり、久々に営業に出た時に、その感覚が鈍っていることに愕然としました。その感覚とはお客さんへのヒアリングもさることながら、大切な原稿をきちっと預かったりすること。
原稿とは何も紙媒体だけを指すのではありません。電子データを預かることをはじめ、原稿作成にあたって必要なものを指します。これはお客様が気付かない部分にもこちらが気を付けないといけません。
そしてもう一つ今のトレンドを掴んでおきたいという事。「お客様の声」というと特別な感じがしますが、今の時代の我々に求めている要望を直接お話しすることで掴んでおきたいつのです。
折しもあらたな期となり、営業がお客様の声を聞きにまわっています。「当社とどうしてお付き合いいただいているか」「紹介いただくとすればどんな紹介をいただけるか」そんな内容でのヒアリングです。
自社の強みを最も知っているのはお客様だといいます。自社の事を一番よくご存知なのはお客様であるという事は言うまでもあません。頭でわかっていてもなかなかそれを実践することがないのではと思います。
それだけに今回の営業の取り組みはナイスです。そして私も営業同様お客様の声を聞きにいきたいなと思っています。今日は中部マーケティング協会トレンド研究会で神戸に。社長のもうひとつの仕事「アイディアのネタ」を探しに行ってきます。