「トラストグレイス御影」という神戸の高級介護施設に昨日行ってきました。預り金を渡して入る年齢によって決まった年数を消却していくもの。ざっくりですが、月額25万円の家賃という感じでしょうか。
バリアフリー化された室内、大きな温泉も完備され、神戸の街並みを見下ろすロケーション。毎日がリゾートという感じでやはり「持っている人」にはそれなりの老後が保証されるという感じです。
とはいえ、こうした素敵な老後を送るにしても結局は第一線で働けるほど、心身共に健康でないといけません。自分で何もかもやれないといけないということだとあらためて思います。
充実した老後を送るためにはまずは足腰だそうです。歩くのは足に刺激を送るので脳の活性化にも役立つといいます。そして多くの人との交流を持つことだとも。人との交流は脳に大切な刺激だとか。加えて物を書くこと。
そうした積み重ねが脳に刺激を与えて心身ともに若さを保つと言います。マッ、若い頃ならそんなことこれっぽっちも考えませんでしたが、やはりそういうことに関心を持つ年代なのだと思います。
「年をとる」肉体はともかく心や考え方には老化はないといいます。自らプレッシャーをかける、それが若さを保つ秘訣であり、若さとは常に変化に対応できることだと思います。精神的にハードですが、そのハードさを感じることが必要だと。
帰りに転職したての頃に大変お世話になった方と久々にお会いしました。70歳を過ぎても全く変わらいご様子。気が付いたのは先の脳の老化を防ぐことを実践していること。いつも社会とかかわっていることで全く変わらい老後を過ごしています。
いくらお金があっても結局は健康でないといけません。「健康ビジネス」と言いますが、まさにこれからのキーワードだと思います。自身が健康であること、そして我々の仕事にも何らかの形でお手伝いができるのではと感じています。