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真剣勝負で発信

先週の印刷技術協会(JAGAT)主催の後継者ゼミには12名の方に参加いただきました。「たった12名??」と言われそうですが、JAGATは数年前から組織変更と改革により講義も充実、これでも参加者も増えているのです。
費用は数十万円。一泊二日の5回シリーズで内容も財務やマーケティングそしてコミュニケーションと経営者に必要とされるスキルを磨くには必須の内容。かなりお値打ちですが、それでも数十万円をポンと払う会社は業界ではそうそうありません。
案の定名簿を見ると大きな会社ばかりで大半が100名以上の企業ばかりです。大きな企業はこうして人を育成していくのですから、益々我々クラスの会社と差がついてしまうなと思います。
そんな大きな会社に対して私が人材育成の話をするのですから、どこまで参考になるかわかりません。しかし私も真剣勝負。はっきりとお願いする事があります。パソコンを閉じる、タブレットやスマホは伏せて触らないなど・・・。
これって意外に簡単にお願いできない事だと思いませんか。実は私の師匠である先生の講義はこれが徹底されています。確かに社長が話をする前でタブレットやスマホをいじっていたら社員に指導します。であれば逆にそうした姿を見せてはいけないのは当然です。
その代り受講生には「絶対に寝かせない」という約束をします。一講座が2万円ぐらい、時間は2時間程度。この間に会社では社員の方たちが働いているのですから、学びができる内容に一つでもお土産を持って帰ってほしいと、いつもその気持ちで臨んでいます。
先が不透明だからこそ、お金と時間をかけて学ぶ…ますます企業間格差が広がるなと感じます。人材育成は私にはおこがましい内容です。だからこそ一つでもヒントを持ち帰ってもらう講義に専念しました。
真剣な受講生の視線を感じながら、私も襟を正す機会となりました。彼らの反応や発言から気づいたこともあり、会社にフィードバックするお土産をいただきました。誠心誠意務めましたがはたして伝わったかなぁ…。受講生の皆さん、遠慮なくメールくださいね。


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