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働く環境づくりとは

新人君と一緒に営業先を回っていたとき彼女がふと「うちの会社はみんな良い先輩ばかりですね・・・」と一言。会社にはさまざまな年代の人がいます。特に女性社員の軋轢はいろいろなところで耳にするもの。
おかげさまで当社にはそういった雰囲気や問題はありません。もちろん私がそういったことを嫌いなことを社員が知っているからに他なりません。しかしそれ以上に社員が相手を理解しようと務めている結果でもあるのです。
キャリアを積むと多くの学びがあります。これを経験と言いますが、多くの経験の積み重ねで「これはやっていい」「ここまでやっておかないと・・・」リスク回避のために気を使う場面が来ます。
しかしこれを経験が浅い人に求めても酷だと思います。また今は時代背景が違います。勤務時間超過しても平気な社員もいますし、一方できちっと時間内に納めたい人がいる事も事実です。
後輩社員が先輩社員を敬いなさいと言うことは当然ですが、一方で先輩社員は後輩社員を「察する」事も大切ではないかと特に最近感じています。この察することができる環境づくりを我々経営者はしていかないといけないと・・・。
会社がせっかく求人募集をしても、相手の立場や考えが理解できないために、戦力前に退社されてしまっては大きな損失です。そうした退社の仕方だけは避けたいと常々思っています。
誰でも自分の所属する会社には愛着があるもの。いや、愛着がないようではお客様に喜んでもらえることはできません。仕事に対するプライドを持つ先輩社員の気持ちは大切ですが、それはあくまで経験と言う時間を経て出来上がったものに他なりません。
新たな仲間に加わった社員には、社風を伝えることは大切ですが、一方で働く価値観の多様性も意識することが必要ではないか…そんな事を感じます。彼女のいう「良い先輩」とは耳聞こえのいいことを言ってくれる先輩ではありません。働く環境を作ってくれる先輩の事を指しています。
そんな会社作りを進めたい…あらためて感じます。


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