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言葉の力

先日友人と食事をしていたときに、「未来工業の山田相談役って亡くなったっけ」との会話をしました。「いや、お元気じゃないですか」と私。ところが丁度その頃山田相談役が亡くなったことを翌日の新聞で知りました。
「最近めっきり引きが強いので注意しなければ」と翌日のメールにしたためてあった友人の言葉ですが、確かに言葉の力の怖さと魅力を感じます。「発信力」って結局言葉の力ですから。
ある研修会で講師が話していた言葉、「我々は自分の声を発しながらその声を自身で聞いている。それを何度も繰り返している。その都度理解が幾重にも深まっていく」と。したがってどんなにいい話を聞いてもなかなか頭に残らないんですね。
ということは発する言葉がマイナス言葉であったとすると、自然に自身がマイナス思考になっていくのだと思います。「プラス思考」と簡単に言いますが、実は努めてそうしないとついついマイナスにふれてしまうことを最近特に感じています。
これは私自身の性格にもよりますが、男性は特にそうした思考が強いとも聞きました。言葉を発しながらその言葉を自身で聞く、最近流行りの英語教材「スピード○○ニング」じゃないですが、マイナスの擦り込みにならないようにとあらためて感じています。
おりしも経営計画書の作成時期、下書きした社長方針に身を通しながら「つまらないな」と。つまらないとは「夢を感じない」ということです。先の言葉の強さを感じるならマイナス言葉を並べるのでなくプラスの言葉でワクワクするものを感じたいなと。
結局組織を統率して行く力は「言葉」だと。その言葉の使い方一つで、組織のベクトルが変わってしまうと思うのです。これはお客様に対しても同じことですね。笑顔をいくら作っても発する言葉が楽しくなければお客様も楽しくありません。
言葉は力・・・だからこそ前向きで楽しい表現を心がけたいものです。マルワは今経営計画を作成中。ポジティブシンキングを徹底します。ご期待くださいませ。


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