元気に発信

当社にお出でいただいた方は、ご存知かと思いますが、「笑ルーム」という場所があります。外部から来ていただいた方には必ずお通しするこのお部屋。ここには当社が関わった多くの商品が並んでいます。
先日ご縁あって岡崎商工会議所の方とコンサルタントの方が当社に来社されました。「繁盛店セミナー」という企画を会議所が企画し、その一環として当社が会社見学先となりその事前打ち合わせでの来社です。
笑ルームに入って「こういう部屋を見せてあげたい」とそのコンサルの方の第一声。商店主の方の受講が多いようですが、なかなか自社の商品を見せて発信をされないと嘆いていました。こういった場所を見てもらうだけでも参考になると･･･。
実はこの笑ルームもともとは設備が入っていた部屋です。設備の更新に伴って空いた場所を、お客様をお通しする部屋として作ったもの。室内の壁は社員の手で白色に塗装され、社員が考えたレイアウトで所狭しと作品やパネルが並んでいます。
「印刷会社の経営者は総じて不況だ、大変だといいます。しかし私はここに並べてあるような、数多くの媒体を具現化できる面白さがあり、予算が合えば私自身印刷会社を買いたいぐらいです」･･･と言われました。
同じようなことを他の経営者の方にも言われたことがあります。こういったことをいわれる方は、印刷物を使って数多くの発信をしているようです。あらためて自分の会社を発信して行くことの必要性を強く感じた次第です。
「景気のいい業界ってどこ」と聞く経営者ほどだめだとその方は話をされていました。決して当社も「順風満帆」ではありません。いや、むしろチョット気を抜くとあっという間に後ずさりをしてしまいそうな状況です。
それでもこうしていろいろと頭をひねって、考えたものを発信して行くことで、自らの会社を忙しくしています。一見忙しく見えても取り掛かっているのが自社のことばっかりということもあります。それでもあえて動く姿勢がお客様に伝わりその元気が伝わればと･･･。そんなことを感じています。
「こういう部屋を見せてあげたい」うれしい一言でした。まだまだ作品が増えます。お楽しみに。

Tweet