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何ごとも姿勢

愛知県印刷工業組合では今年から「ブランディング委員会」を新たに創設し活動しています。委員会の目的は、業界のブランド価値を高め、若い人に業界の魅力を伝え参加していただくも動機づけと、愛知県の発信力を全国に知っていただくことです。
全国で初めてのこの委員会、メンバーは40代前後の次世代の若手の構成です。私の立場は副理事長として委員会が円滑に進んでいくようにフォローをしていくもの。理事長肝いりの委員会ですので、大きな責任を感じています。
委員会がスタートしてすでに4か月が過ぎようとしていますが、驚いたのは委員会メンバーの精力的な取り組み。自らブランドマネージャー認定講習を受け、正しい知識にのっとって今回のミッションに取り組んでいます。
そこまでするのは、彼らの年代が業界の将来への不安と危機感が大きい事にあります。残念なことに、ついつい我々自身の業界を低く見る傾向が業界にはびこっていることを昨今感じます。「印刷は文化のバロメーター」と胸を張っていたのは過去の事だと。
確かにインターネットで安価に印刷物を作ることができる時代ですが、我々の役目は印刷する事だけではありません。印刷の魅力や強みを発信できる価値は価格だけではないと毎回意見を出しあっています。
この委員会に出席するとどっと疲れます(^^;) 最初は気づかなかったのですが、それだけ頭をフル回転しているのだという事が分かりました。少しも無駄にしない、ボーっとできない、かつて自身が異業種で委員会に所属をしていた際に、喧々諤々(けんけんがくがく)やっていた頃を思い出します。
「ブランド」の構築を疑似体験させてもらっています。若い委員会メンバーのやり取りを聞きながら、自社のお客様サービスのヒントになることを実感。そしてやる気が高い空間の力はすごいなと久々に感じました。
「組合は何もしてくれない」という方がいます。かつての私でさえそう思ってきましたが、何もしてくれるか否かは自身の姿勢ではないかと思います。折角時間を使うのですから、自社に役立てたいですから。何事も「姿勢」です。
「ブランド構築」をいつかそのうち語れるようになるのでは・・・ひそかに思っています。皆様お楽しみくださいませ。


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