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我々の仕事

あるメーカーさんの主催するイベントのお仕事を手伝っています。メーカーさんの商材を使って取扱いのお店が参加してのイベント。お店にとってはメーカーさんの立派なショールームを借りて自社を宣伝することができます。
担当営業の上司が出張のため、私が代わりに出席をしてきました。ロの字型に並んだ机のセンターに着座し代理店さんのやり取りを見ている私。イベントに対する意見交換をまるで行司役のような立場で見る事となりました。
面白いのは参加者の発言が特定の人に偏ってしまうということ。十数名の参加者で積極的に発言するのは半分弱。残りの方はただ黙って座っているそんな状況でした。折角だから発言すればいいのにと思っていた私です。
おそらく積極的に発言している人は、自社で多くの試みをしているのだと思っていたのですが、一方で発言されない方も成功させたいという思い表情から見て取れました。ただ発言しないのは、来場きっかけの商材に議論が偏っていたからではないかと。
熱心な方が翌日ご質問のメールをいただきました。メールの内容を拝読し、色々と普段から試みている方と感じるご質問の内容でした。ただ内容を拝読すると、どうも物売りになっているのではないかなと・・・。
お客様の求めているものがモノではなくコトであるということがひょっとする理解されていないのではと思ったのです。お客様で広告を出したいと依頼がありますが、意外にお店の強みやお店の良さをアピールしないことが多いと感じます。商品をたくさん並べてしまい「売れ筋」なんてキャッチのコピーを使ってしまうことが多いかと。
頭でわかっていてもついついモノに走ってしまうのが、やはりお店の人の気持ちなんだと思います。他人の事だから言えちゃうのかもしれないですが、その不安感を払拭していくこと、その思考を切り替えるように導くのも我々の仕事ではないかと感じた次第です。


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