人のふり見て - (株)マルワの社長ブログ

この年齢になると過去に多くの会に所属していた人から案内があります。集まりであったり、イベントの紹介であったり、はたまた同窓会であったり…。こういう案内をいただく側は気が付かないですが、案内をする立場に立つと気が付くことがあります。
今かつて所属していたある会のOB会の集まりの出欠案内の取りまとめをしています。大先輩はファックスで最近の方はメールでご案内し、期日までに返事をいただきたいと文章にしたためて案内をしました。
こうした会の所属は色々とありますので、今さら集まりなんてねぇ、という方もいます。それでもお返事だけいただきたいので「欠席でも返事を下さい、何のリアクションもないのは寂しいですので…」としたためています。
しかし、それでもリアクションがない場合があり寂しいなと思います。いろいろな事情はありますので、全員の返信は難しいとは思うのですが…。役割とはいえ、何も返事がないとひょっとして私のことが嫌い!!??なーんて自己嫌悪に思ってしまうのは大げさでしょうか。
ということもあり、最近こうした案内があると素早く返事を出すようにしています。中には迷ってしまう場合もあり、そんな時は「スミマセン、迷っていますので、少しお時間を下さい・・」と言葉を添えて。
コミュニケーションを普段から社員に要求しています。その自分がこうしたことに無返信は「そりゃいかんでしょう」とあらためて感じた次第です。誤解のないように･･･色々な事情はありますので、返信がないことを批判しているのではありません。
そうしたことを自身で感じることで、相手の立場をあらためて感じることになった今回の案内。社員に求めているだけで、「自身がやれていない…」はシャレにならないなと自戒しました。
経営者は社内では誰からも指導を受けない立場。だからこそこうしたことを通じて自身の学びとなっています。まさに「人のふり見て･･･」ですね。